40年代のフランスのヴィンテージフレームが入荷しています。
一言で言えば、素晴らしいデザイン&作り。
現行のフランスブランドが正にこの様なデザインの眼鏡をリリースしていますが、(どこのブランドとは言いませんが、クリエーションの欠片も無いです。)
こちらは所謂、元ネタとも呼べるデザインです。
40'S French Vintage
SIZE:38mm-24mm-140mm 天地幅:36mm |
特に秀逸なのはリム上部のカットと研磨の技術ではないでしょうか。
これだけ角を残して研磨を掛ける事は、非常に時間が掛かりゴマカシが全くきかないので、相当研磨の技術のあったフランスの職人が手がけていたことが伺えます。(研磨が下手だと角が取れて丸くなってしまいます)
特に、ブリッジ部分のカットのシャープさは現代の眼鏡メーカーでここまで、キレイに角を残したまま磨ける職人はほとんどいないのではと思ってしまうほど美しいです。
生地も熱を加えてあげるとしなやかに曲がってくれますが、弾力もまだまだあるのでこれからも長く付き合えるフレームです。
今のメーカーでも所謂、ヴィンテージ風のデザインやディテールを用いてソレっぽく作っているところが非常に多いですが、残念ながら生地の弾力性、色味、細かい作りはヴィンテージにはかないません。
今日ご紹介した眼鏡は今みたいに大量生産出来る機会もほとんど無く、人の手で時間を掛けて作らざるを得なかった時代の物です。
まさにクラフトマンシップ溢れる1本です。
お問い合わせ:contact@frequence-s.com
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