2014年4月27日日曜日

MAX PITTION 入荷しました。

かなり眼鏡に詳しい方はここ最近、良く目にするかもしれないブランドです。

「MAX PITTION」(マックス・ピティオン)

1940年代にフランスのジュラ地方のオヨナで誕生したブランド。
MAX PITTION氏は第二次世界大戦後に実家の眼鏡工場で働く様になり、後にピティオン・ルネティエ(ピティオン眼鏡)を継ぎ、1967年には現在も開催されている「シルモ・パリ国際眼鏡見本市(SILMO)」の創設メンバーの一人になります。
ブランド自体は80年代の初頭に後継者がいないことから、消滅してしまったブランドですが、去年くらいから復刻されて色々なモデルがリリースされています。

個人的にMAX PITTIONのヴィンテージはこれまで何本か見て来ましたが、今回のモデルは初めてです。
相変わらず非常に複雑で細かなカッティング、独特のブロウライン、生地の色、面取りされていないフロントライン。

パッと見正直、インパクトは無いのですが掛けてみると何とも表現のしにくい独特の雰囲気です。
MAX PITTIONだと代表的なモデルで生地も分厚くて、ゴツゴツしたフレームが多いですが、拍子抜けするほど小振りで繊細なフォルム。
フランスらしい眼鏡です。

50'S MAX PITTION (MADE IN FRANCE)








一番のポイントはテンプルのカッティング。
フロントからテンプルの中くらいにかけて平にならして、テンプルエンドに向かってまた丸みが出てくるところや、下から2枚目の写真で判る様に強弱をつけたテンプルデザイン、カット。
一見、普通っぽいだけど、変態的といったとこでしょうか(笑)
個人的にはかなり好きなフレームです。

諸々、フランスのヴィンテージも入荷してきていますので是非お越し下さい。






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