2013年11月4日月曜日

50'S Art Craft



久しぶりに50年代のArt Craftの眼鏡が1本入荷しました。

Art Craft社〜正式には「Art Craft Optical Co」1918年にニューヨークのダウンタウン、RochesterにCharles J.EagleとOtto W.Dechauによって設立されたブランド。
アメリカンオプティカルやボシュロム、シューロンといった所謂、アメリカ3大眼鏡ブランドと比べるとマイナーな印象のArt Craft社ですが、職人のハンドクラフトによる最高品質のメタルフレームは非常に高い評価で、高級品として人気でした。
特に30~50年代のモデルは精巧かつ、意匠もレベルが高いのが特徴です。

個人的には50'S〜60'SのArt Craftのメタルフレームは今では贅沢な12金が多く使用されており、アメリカ3大ブランドに全く引けを取らない非常に高い品質です。

50'S Art Craft 12KGF







一番最後の写真にも有る様にギャランティーペーパーにはレンズはカタチ通りに正確に削る旨の説明書きや、12金の金張りを表す説明が書かれており、製品に対して高い自信が有る事を感じさせます。
現代では純粋なアメリカ生産の眼鏡、サングラスはほとんどありません。
生産の拠点は中国、韓国、ベトナムといったアジア圏で、「MADE IN ITALY」と書かれていても行程の殆どをアジアの工場で行い、最終の組み立てを例えばイタリアで行えば上記のように「MADE IN ITALY」になる訳です。
大量生産、大量消費、低コストを実現するにはアジアの巨大なファクトリーが不可欠になっている現代だからこそ、職人が丁寧に作っていた純粋なアメリカメイドの眼鏡は希少で価値のあるモノではないでしょうか。

                          お問い合わせ:contact@frequence-s.com




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